今回は赤ブーでの頒布停止についてお話ししたいと思います。
赤ブーとは、赤ブーブー通信社が主催する同人誌即売会のことです。
同人誌即売会では、様々な表現の作品が頒布されますが、その中には18歳未満の閲覧・購入が制限されるR18作品もあります。
R18作品を頒布する際には、法令や条例に従って適切な対応をしなければなりません。そうしないと、頒布停止という措置を受ける可能性があります。
頒布停止とは、イベントの主催者が、参加サークルの頒布物や頒布方法に問題があると判断した場合に、一時的に頒布を中止させる措置のことです。
頒布停止になると、作品を買ってくれるお客さんや他のサークルさんに迷惑をかけるだけでなく、自分の作品を発表できない悔しさや恥ずかしさも感じるかもしれません。
そうならないためにも、赤ブーでの頒布停止についてしっかりと理解しておきましょう。
今回は、以下の3つのポイントに分けてお話しします。
1. 赤ブーで頒布停止になる理由とは？
2. 赤ブーでR18作品を頒布する際の注意点とは？
3. 赤ブーで頒布停止を回避するためのコツとは？
それでは、早速見ていきましょう！
赤ブーで頒布停止になる理由とは？
赤ブーで頒布停止になる理由は様々ですが、以下のようなケースがあります。
– R18作品を布で隠さずに机上に置きっぱなしにして離席する場合
– 18歳未満の閲覧・購入が制限される作品を対面頒布せずに自由に閲覧できる状態でスペースを空ける場合
– 商業流通品・関連グッズ類をサークルの頒布物として（又は強く誤認させる）展示する場合
– 公序良俗に著しく反するような展示・頒布活動をする場合
– 他者に著作権・肖像権 等のある画像を「複写（精巧な模写含む）」し無許諾使用したり流用した同人誌・グッズを頒布する場合
– アダルト実写作品（写真・動画・DVD等）を頒布する場合
食品類を販売する場合
これらのケースでは、主催者の指示に従って問題点を改善し、再開の手続きを行う必要があります。
頒布停止になった場合は、以下のような対処法があります。
– スタッフに問題点を説明してもらい、修正や撤去などの対応をする
– 修正や撤去ができない場合は、その理由をスタッフに伝える
– 再開の手続きをするために、スタッフに必要な書類や証明書などを提出する
– 再開の許可が出るまで、頒布物を隠したり、頒布中止のPOPを掲示したりする
– 再開の許可が出たら、スタッフに確認してもらい、頒布を再開する
頒布停止になると、時間や労力がかかるだけでなく、イベントの楽しさも半減してしまいます。そうならないためにも、事前に頒布物や頒布方法に問題がないかチェックしましょう。
次に、赤ブーでのR18作品の扱いについて見ていきましょう。
赤ブーでR18作品を頒布する際の注意点とは？
赤ブーでは、R18作品については特に注意が必要です。R18作品とは、以下のような基準で判断されます。
– サークルさん自身が「R18」と銘打ったもの
– 一般的な感覚で「R18」と判断されるもの
– 刑法175条に抵触する「わいせつ表現」として頒布できないもの
– 青少年健全育成条例等で「有害図書」として指定されるもの
– その他主催者が「R18」と判断したもの
R18作品を頒布する場合は、「対面頒布」を原則とし、18歳未満の閲覧・購入がないようにしてください。また、R18卓上POPカードやR18スペースPOPカードを使用して明示的に表示してください。
対面頒布とは、サークルさんが直接お客さんとやり取りして、年齢確認や内容説明を行うことです。対面頒布をすることで、以下のメリットがあります。
– 18歳未満のお客さんに誤ってR18作品を渡さないようにできる
– R18作品の内容や特徴をお客さんに伝えることができる
– お客さんとコミュニケーションを取ることで信頼関係を築くことができる
対面頒布をする際には、以下のポイントに気をつけましょう。
– R18作品は机上に置かずに机下やバッグなどに入れておく
– R18作品は見本誌以外は袋詰めしておく
– R18作品はお客さんから直接受け取り・渡しする
– R18作品はお客さんに年齢確認をする
– R18作品はお客さんに内容やジャンルを説明する
– R18作品はお客さんに試し読みや立ち読みをさせない
R18作品の表示方法については、以下のような方法があります。
– 表紙に「R18」や「18禁」などの文字を明記する
– 表紙にR18卓上POPカードやR18スペースPOPカードを貼る
– 表紙にR18と分かる帯やシールをつける
– 表紙にR18と分かるイラストやデザインを入れる
R18作品の修正基準については、以下のようなポイントがあります。
– 修正の必要性は、描写の具体性や写実性、社会情勢などによって変わる
– 修正の目安は、商業流通品や主催者の案内を参考にする
– 修正の方法は、トーンやモザイクなどで性器や乳首などを隠す
– 修正の程度は、刑法175条に抵触しないようにする
R18作品を頒布する際には、法令や条例だけでなく、自分の表現スタイルや対象読者も考えましょう。また、不安や不明な点があれば、主催者の相談窓口に問い合わせましょう。
最後に、赤ブーで頒布停止を回避するためのコツについて見ていきましょう。
赤ブーで頒布停止を回避するためのコツとは？
赤ブーで頒布停止を回避するためには、以下のようなコツがあります。
– 頒布物や頒布方法の事前チェック
– 離席時の対策
– スタッフや他サークルとのコミュニケーション
– 主催者への相談窓口
頒布物や頒布方法の事前チェックとは、以下のようなことです。
– 参加案内や主催者のホームページなどで頒布物や頒布方法に関するルールや注意事項を確認する
– 頒布物がR18作品かどうか自分で判断し、必要な表示や修正をする
– 頒布物が他者の著作権・肖像権等を侵害していないか確認する
– 頒布物が公序良俗に反しないか確認する
– 頒布物が商業流通品・関連グッズ類と誤認されないようにする
離席時の対策とは、以下のようなことです。
– 離席時にはスペース内にメンバーが一人以上残るようにする
– 離席時にはR18作品を机上から下げたり、布で隠したりする
– 離席時には「離席中」や「一時休憩中」などの
かしこまりました。続きを書きます。
離席時には「離席中」や「一時休憩中」などのPOPを掲示する
離席時には近隣のサークルさんに挨拶しておく
離席時にはスタッフに連絡しておく
スタッフや他サークルとのコミュニケーションとは、以下のようなことです。
スタッフの指示やアナウンスに従う
スタッフに頒布物や頒布方法について質問や相談をする
スタッフに感謝や労いの言葉をかける
他サークルさんと仲良く挨拶や交流をする
他サークルさんの頒布物や頒布方法を尊重する
主催者への相談窓口とは、以下のようなことです。
主催者のホームページやSNSなどで最新の情報や連絡先を確認する
主催者に事前に頒布物や頒布方法について問い合わせや相談をする
主催者に当日のトラブルや不満などを適切に伝える
主催者に感想や要望などをフィードバックする
以上が、赤ブーでの頒布停止についてお話しした内容です。
赤ブーで頒布停止にならないためには、法令や条例だけでなく、主催者やお客さん、他サークルさんとの関係も大切にしましょう。
赤ブーは、同人誌の豊かな表現の場を維持するために、参加者みなさんの協力と自主規制が必要です。
赤ブーで楽しく頒布活動をするためにも、この記事を参考にしてください。
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